2024年10月の記事一覧

令和6年度 職業図鑑講話

令和6年10月24日(木)に、「弟子屈探究」において、1学年を対象に職業図鑑講話を実施しました。

 今年度から始める職業図鑑作成に向けて、中小企業家同友会の竹森英彦会長をお招きし、「できること」や「やるべきこと」の違いや、「働くこと」や「職場」について理解を深め、地域の仕事と自分の関わりについてお話をいただきました。

 弟子屈町で製作された「弟子屈企業ガイド」の製作経緯や意義について学び、そこから職業図鑑作成について目標を立てる事ができました。また、「職業観」についてお話を聞き、今までの生徒たちの考えの再確認と、新しい考えに気づく有意義な時間を過ごすことができました。

 竹森会長、お忙しい中貴重なお話を本当にありがとうございました。

 

第49回 強歩遠足

 10月6日(日)秋晴れのもと、第49回北海道弟子屈高等学校強歩遠足が開催されました。今年は昨年に引き続き天候不順のため1日順延しましたが、当日は大変な晴天のもと午前2時に夜間の部35㎞、昼間の部35㎞合わせて70㎞強歩遠足が校長のピストルの合図のもとスタートしました。

 

 

 今年度も夜間の部の強歩遠足はPTAが、昼間の部は教職員が主体となって実施しました。昨年は湖全体がガスに覆われ、残念ながら目に焼き付くような景色を見ることができませんでしたが、今年は摩周湖第3展望台から見える朝日や屈斜路湖に広がる雲海の景色など今まで歩いてきた疲れを忘れるかのような素晴らしい景色を見ることができました。また、暖かい飲み物が参加者の疲れた心を癒やしてくれました。途中休憩しながらではありますが、何とかゴールの川湯温泉駅前に、途中でリタイヤする生徒もなく、全員到着することができました。

 昼間の部の出発式は、夜間の部に参加した生徒の休息時間の確保から予定より40分遅い9時から行われ、9時30分にスタートしました。秋空のもと、川湯温泉市街地を通り、屈斜路湖畔へそれぞれのペースで向かいました。川湯郵便局前では、恒例の硫黄山名物のゆで卵が提供され、美味しく頬張る生徒の姿が印象的でした。その後、普段こんなに歩いていないせいか疲労が蓄積して、リタイヤする生徒も出ましたが、ゴールに向かって懸命に歩く姿勢はとても感動的でした。最後は、殿(しんがり)が午後5時前に学校に到着し、怪我人を出すこともなく、無事に強歩遠足を終了することができました。

 参加者からは、「弟子屈高校の強歩遠足は、世界一の学校行事だ」との声が上がりました。すばらしい景色を見たり、体験をとおして郷土愛を持ってもらいたいという、地域の皆様の深い愛情が成果となったことに喜びを感じます。今年度もPTAや保護者の方々、弟子屈町役場の方々、地域の方々のご協力があり実施することができましたが、生徒数の減少に伴い、保護者の方々からのご協力が難しくなってきているのが現状です。今後も持続可能な行事にするため、各種方面からのご協力を得ながら継続していきたいと思っております。

みんなの弟高デー

 

 9月6日(金)に弟子屈高校一日体験入学、『みんなの弟高デー』を実施しました。

 弟子屈中学校、川湯中学校の三年生が来校し、説明会や体験授業を通して、弟子屈高校生での学びを体験していただきました。

 説明会では、探究成果発表や部活動紹介など、生徒が中心となって弟子屈高校の魅力を伝えていました。また、体験授業では、中学生と高校生が協力して学びに向かう姿が見られました。

 今回、参加していただいた方々、ご協力いただいた保護者の皆様、感謝申し上げます。

探究成果発表の様子体験授業体験授業体験授業